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曲が速いと歌えなくなる!アップテンポな曲を上手に歌うための5つのコツ

速い曲だと歌うのが難しい!

そうお考えの方にとってヒントになれば幸いです。

4. 抑揚を意識して出す

アップテンポな曲を上手に歌うコツとして、抑揚(メリハリ)を意識して出すことで、曲の雰囲気と自分を合わせることができます。

歌が苦手な人に多いのが抑揚を出せないというところですが、アップテンポな曲でスローテンポな曲のような抑揚の出し方をしてしまうと、雰囲気が合わなくなることで、下手だという印象を相手に与えてしまうことがあります。

アップテンポな曲は、ハッキリと大きな声でメリハリのある声の出し方をすると、雰囲気が出やすくなります。

特に、言葉の頭をハッキリ言うと、次の音は自然に小さくなるので、抑揚が生まれやすくなります。

たとえば「あなたが幸せならそれがうれしい」と言う歌詞があったとします。

そのときに「あ!

なたがし!

あわせならそ!

れがう!

れしい」というように言葉のはじめをハッキリ言うことで、抑揚はつくれます。

どこを強く言うかは、曲のメロディーによって変わりますので、自分が歌う曲の中にある、強く言う部分の音を調べてみるとよいでしょう。

アーティストが歌っているときの歌詞の言い方を真似(まね)るだけでも、かなりアップテンポな曲は歌いやすくなるので、声真似などはしなくても、言い方は少し真似てみると、歌いやすくなることがあります。

5. リズムが乱れないようにリズムをとりながら歌う

アップテンポな曲を上手に歌うコツとして、リズムが乱れないようにリズムをとりながら歌うというのがあります。

曲のテンポが速いと、速い曲に慣れていない人はリズムが乱れやすいので、最初からしっかりとリズムをとりながら歌います。

普段歌うときにリズムをとらない人が、初心者ではなぜか多いです。

リズムをとっている姿を見られるのが、歌に入り込んでいるようで恥ずかしいからだと思いますが、慣れない曲や速い曲でリズムをとらずに歌うと、リズムは大きく乱れやすくなります。

リズムが乱れてしまうと、オンチだと思われやすくなりますし、何より上手に歌えません。

リズムをとるときは、足でも手でも構いませんが、人の迷惑にならない程度にとってみましょう。

頭をガンガン揺らしてリズムをとるのは、音が正確に聴こえなくなるので、初心者の方は、首から下でリズムをとるのをオススメします。

まとめ

アップテンポな曲を上手に歌うには、大きな声をしっかりと出しながら、ハッキリとしたかつぜつをして、呼吸の配分をしっかり考えて行い、抑揚を意識して出して歌います。

そして、リズムが乱れないように、しっかりとリズムをとりながら歌うようにしてみてください。

曲の全体のバランスがとれるようになったときに、歌はうまくなりますよ。

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奏音

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